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鶴見区に住むなら知っておきたい?「国際花と緑の博覧会」(通称:花博)と鶴見緑地の魅力について!

   

1990年に大阪市鶴見区で開催された「国際花と緑の博覧会」(通称:花博)は、自然と人間の共生をテーマに掲げ、世界83カ国と55の国際機関、212の企業・団体が参加した国際園芸博覧会です。会場となった鶴見緑地は、約140ヘクタールの広大な敷地に「山のエリア」「野のエリア」「街のエリア」の3つのゾーンを設け、それぞれに特色ある展示や施設が配置されました。
「山のエリア」では、世界最大の花ラフレシアを展示した「政府苑」や、鳥王国を再現した「シャロン館 鳥の王国」などがあり、「野のエリア」には四季折々の花が楽しめる「花の谷」や「花桟敷」が広がっていました。「街のエリア」には、映画の世界を体験できる「シネラビリンス ガスパビリオン」や、立体映像を駆使した「住友館」など、最先端の技術を駆使したパビリオンが立ち並びました。

また、各国が独自の庭園を披露する「国際庭園」も見どころの一つで、各国の文化や風土を反映した庭園が来場者を魅了しました。これらの展示や施設は、花と緑の美しさだけでなく、環境保護や持続可能な社会の重要性を訴えるものであり、来場者に深い印象を与えました。
花博の開催により、鶴見緑地は単なる公園から、国際的な文化交流の場へと変貌を遂げました。その後も、花博での理念を受け継ぎ、鶴見緑地は市民や観光客に親しまれる場所として、さまざまなイベントや活動が行われています。


鶴見緑地の魅力

鶴見緑地は、花博の開催を契機に整備され、現在では大阪市民や観光客に愛される広大な公園となっています。約122ヘクタールの敷地には、バラ園や風車の丘、大芝生広場など、多彩な施設が点在し、四季折々の自然を楽しむことができます。特に注目すべきは、「咲くやこの花館」という日本最大級の温室です。ここでは、熱帯・亜熱帯の植物をはじめ、世界中の珍しい植物が展示されており、訪れる人々を魅了しています。また、園内には「国際庭園」や「風車の広場」など、花博当時の展示を受け継いだエリアもあり、当時の雰囲気を感じることができます。

さらに、鶴見緑地はスポーツ施設も充実しています。乗馬苑やパークゴルフ場、球技場など、多彩なスポーツを楽しむことができ、健康志向の人々にも人気のスポットとなっています。また、園内には「水春」という温浴施設も併設されており、壺湯や岩盤浴など、リラックスできる空間が広がっています。一日中遊んだ後に、温泉で疲れを癒すことができるのも、鶴見緑地の大きな魅力です。
アクセス面でも、地下鉄鶴見緑地線の「鶴見緑地駅」から徒歩圏内と便利で、大阪市内からのアクセスも良好です。また、園内には複数の駐車場も完備されており、車での訪問も容易です。
このように、鶴見緑地は自然、文化、スポーツ、リラクゼーションが融合した、多彩な魅力を持つ公園です。花博の理念を受け継ぎ、今も多くの人々に親しまれています。

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