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【お部屋探しのコツ】「収納力」が暮らしを変える。収納が多い賃貸マンションを選ぶメリットとは

   

これから新しいお部屋探しを始める皆様、物件選びの優先順位はどのようにお考えでしょうか。「駅からの距離」や「築年数」、「家賃」といった条件は真っ先に挙がるものですが、実際に生活を始めてから「もっとこだわればよかった」と後悔するポイントとして常に上位に挙がるのが「収納スペース」です。

内見時には広く見えたお部屋も、引越し荷物を入れた途端に手狭に感じてしまった経験はないでしょうか。今回は、快適な住まいづくりに欠かせない「収納が多い賃貸マンション」を選ぶメリットについて、空間活用、経済面、そして心理的な側面から詳しく解説します。

1. 居住空間を最大限に広く使える

収納が多い物件の最大のメリットは、居住スペース(リビングや寝室)を文字通り「広く」使えることです。

収納が少ないお部屋では、どうしてもタンスやハンガーラック、カラーボックスなどの収納家具を買い足して室内に配置する必要があります。これらの家具は床面積を占有するだけでなく、部屋全体の視覚的な圧迫感を強め、実際の平米数よりも部屋を狭く感じさせてしまいます。

一方、ウォークインクローゼットや大型の押し入れが備え付けられている物件であれば、衣類や季節家電、掃除機などを全て隠して収納することが可能です。室内に置く家具をソファやベッド、テーブルなどの必要最低限のものに絞ることができるため、同じ畳数のお部屋であっても、開放感には大きな差が生まれます。

2. 家具購入費と引越し費用の削減

「収納が多い物件=家賃が少し高い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、長期的なコストパフォーマンスで考えると、必ずしもそうとは言い切れません。

備え付けの収納が充実していれば、大型のワードローブや収納棚を購入する必要がなくなります。新生活を始める際の家具購入費用(初期費用)を大幅に抑えることができるのです。

また、将来的に再び引越しをする際にもメリットがあります。収納家具が少なければ、その分荷物量が減り、引越し業者の見積もり料金を安く抑えることが可能です。大型家具の搬出入に伴う手間や、家具が新居のサイズに合わずに処分するといったリスクも回避できます。

3. 「片付けの時間」が減り、自分の時間が増える

収納力のあるお部屋は、生活の効率化にも直結します。 「物が片付かない」原因の多くは、物に対する定位置が決まっていないことにあります。収納スペースにゆとりがあれば、「服はここ」「書類はここ」「ストック類はここ」と、全ての物に住所を与えることが容易になります。

出し入れがスムーズになれば、散らかりにくくなり、毎日の掃除や整理整頓にかける時間を大幅に短縮できます。急な来客時に慌てて物を隠すようなストレスからも解放されるでしょう。家事に追われる時間が減ることで、読書や趣味など、自分自身のために使える「可処分時間」を増やすことができるのです。

4. 近年人気の「付加価値型収納」にも注目

最近の賃貸マンションでは、単に広さがあるだけでなく、特定の用途に特化した便利な収納設備が増えています。物件探しの際は、以下のキーワードにも注目してみてください。

  • ウォークインクローゼット(WIC) 人が中に入って歩ける広さのクローゼットです。衣類だけでなく、スーツケースやゴルフバッグなどの大型用品もまとめて収納できるため、お部屋がスッキリします。

  • シューズインクローゼット(SIC) 玄関横に設けられた大型収納です。靴だけでなく、ベビーカーやアウトドア用品、濡れたコートなどを室内に入れずに収納できるため、衛生面でも優れています。

  • パントリー(食品庫) キッチンの近くにある収納スペースです。食料品のストックや飲料水、普段使わない調理家電などを保管できます。災害への備えとして備蓄を重視される方にも人気が高まっています。

まとめ:収納は「心のゆとり」につながる

収納が多い物件を選ぶことは、単に物をしまう場所を確保することだけではありません。 視覚的なノイズを減らしてリラックスできる空間を作ること、無駄な出費を抑えること、そして家事の時間を短縮して豊かなライフスタイルを実現することにつながります。

「今の部屋は物が溢れて落ち着かない」「もっとスッキリと暮らしたい」とお考えの方は、ぜひ次のお引越しで「収納力」を最優先事項の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

弊社では、ウォークインクローゼット付きの物件や、収納リノベーションを施した物件など、お客様の荷物量に合わせた住まいをご提案させていただきます。

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